Profile

丸山かおり Kaori Maruyama

1969年札幌市出身 国立音楽大学 教育音楽学科第Ⅰ類卒業。1999年東京都多摩市にて丸山ピアノ教室を開校。2012年ヨーロッパの調律に出会い衝撃を受け音楽観が一変。音楽を学びなおすことを決意し、2014年より斎藤龍氏に師事。ソロ以外に室内楽を学ぶ。2020年より約3年間長島達也氏に師事。2021年人生初のコンクールに挑戦し、トバイアス・マティ記念ピアノコンクール 大学院・一般の部 第3位を受賞。

2023/3/14 長島達也・丸山かおり デュオリサイタル IN TAMAを自主開催

2024/3/28 東大寺不動堂 御奉納狂言「花笑み」ピアニストとして出演

2024/4/7 Mini Recital in TAMA 2ndを開催

私のピアノ講師としてのキャリアは、多摩市某幼稚園にてピアノ教室を立ち上げるという幸運からスタートしました。教室の拡大に邁進し順調に成果をあげて、1999年には丸山ピアノ教室を開校。2004年に現住所へ移転しました。

2012年、当時のレッスンピアノの調子が悪く私はピアノを探していました。あらゆるピアノメーカーのショールームに足を運び試打を繰り返しましたが、これといったピアノには出会えませんでした。ある晩「良いピアノって何だろう?自分の好きなピアノの音って何だろう?」と考えていたら、少女時代に習っていた先生のピアノが思い浮かびました。「そうだブリュートナーだ!」 すぐにブリュートナーについて調べると、ピアノクリニック横山さんのHPにたどり着いたのです。この出会いによって私のその後の人生は大きく変わりました。ヨーロッパの調律を知って私の音楽観は一変。音楽を学ぶことを決意し無我夢中で学び始めました。

2015年念願のブリュートナーを手に入れました。優れた楽器はインスピレーションを与えてくれます。もっともっとこのピアノの本当の音(声)が聴きたい!とさらに勉強。ピアノ以外の楽器の音色や奏法から学ぶことは多く、アンサンブルができる耳を養いたいと室内楽へも挑戦。様々なグループと舞台で共演しながら学びました。


次の大転機は長島達也先生との出会いです。長島先生のレッスンを受け、自分の音楽が開花する喜びを感じた私は、気が付けば51歳にして人生で初のコンクールへ挑戦していました。2021年「トバイアス・マティ記念ピアノコンクール 大学院・一般の部 第3位」を受賞し、このチャレンジをを評価していただき、2022年リシュモア音楽院にピアノ講師として迎えていただきました。生徒に恵まれ、更に稀有な出会いもあり、2024年3月の退職まで貴重で濃密な時間を過ごさせていただきました。

2023年3月 恩師長島先生のお力添えをいただき、 『長島達也・丸山かおり デュオリサイタルI IN TAMA』を自主企画で開催し、私にとって初のリサイタルという夢を叶えました。2024年4月には初のソロリサイタル『丸山かおり ミニリサイタル IN TAMA2nd』を開催し、チャレンジし続けています。

キャリアのスタートがピアノ教室を立ち上げること。若かったこともあり教室拡大に全勢力を注ぎ、教室経営を学ぶことができました。更に幸運なことに、毎年多数の多種多様で個性的な子供たちと出会い、彼らに鍛えられたおかげで、幼児教育には自信を持っております。

ここ十数年は、ブリュートナーに導かれるように不思議で冒険的な人生を歩みました。幸運にも出会うことができた偉大なアーティスト達。彼らから学んだことはもちろん、不思議な巡りあわせから得た様々な知識や経験を、私らしく私にしかできない音楽を通して伝えていきたいと思います。共に学び、皆さんが自分の音楽を発見できるようお手伝いができたら嬉しいです。

初心者から大人まで・愛好家の方からプロを目指す方まで・趣味からコンクール指導まで幅広い指導をモットーとしております。どうぞお気軽にお問い合わせください。

かわさきピアノコンクール「奨励賞」

トバイアスマティ記念ピアノコンクール「第2位」

Glory International Piano Competition March 2024「第1位」

私は決してコンクールに積極的な教師ではありませんが、子供にとってはコンクールが時に「人生において何かの役に立つ」。私個人としては視野が広がり、教師としては幅が広がる体験をしました。コンクールについて にて詳しいStoryを綴っております。お読みいただけたら嬉しいです。