Profile

講師 丸山かおり

1969年札幌市出身

国立音楽大学 教育音楽学科第Ⅰ類卒業

1999年東京都多摩市某所にて丸山ピアノ教室を開校

2004年現住所の永山へ移転

2022年よりリシュモア音楽院 ピアノ講師

2012年調律師 横山彼得氏に出会い衝撃を受け音楽観が一変。音楽を学びなおすことを決意し、2014年より斎藤龍氏に師事。ソロ以外に室内楽を学ぶ。現在は長島達也氏に師事。

トバイアス・マティ記念ピアノコンクール 大学院・一般の部 第3位

第31回日本クラシックコンクール ピアノ一般の部 全国大会出場


今、思うこと

●多くの日本人は真面目で勤勉。ほんの少しのアドヴァイスと努力で、技術面(メカニック)はぐんぐん成長します。ですが、「これはどんな音だと思う?あなたはどう弾きたい?」などと質問すると途端に黙ってしまったり、奏法だったり楽典的な答えが返ってくることがあります。(もちろん柔軟な発想の人もたくさんいます)「楽譜が絵だとしたらどんな絵を描く?あなたの絵を思いどおりに描いてみて!」と伝えるとできるではありませんか⁉︎何か糸口が見つかったら、教師は音楽を読み解くと同時にその人の脳内を読み解き「なぜできたのか?」伝える必要があります。その人が自己に気づきモチベーションが上がるとあとは勝手に上手くなっていきます。教師は方向性を示し愛情をもって見守るだけです。

長島達也先生は生徒が自己を発見し、モチベーションが上がるようアーティスト・教師・人として細心の注意を払われます。そして何より凄いのはその深い愛情です。その姿こそが私の目指すべき教育の指針です。

私らしく私にしかできない音楽を伝えていきます。共に学び、皆さんが自分の音楽を発見できるようお手伝いができたら嬉しいです。

●生徒・親・教師のトライアングルが大切です。コロナ禍、オンラインレッスンを通して感じたことです。オンラインレッスンでは生徒・親・教師のトライアングルが自然に作られしっかりとコミュニケーションが取れました。結果、子供の成長にジャンプアップが起きたのです。

今後も生徒・親・教師のトライアングル作り、学びの循環を大切にしていきます。


経歴では伝えられないこと

ある時知人とこんな話をしたことがあります。「我々のようにクラシック音楽に興味のない者でもフジコ ヘミングは聴いてみたいと思うよ。つまり演奏を聴きに行くんじゃなくてその人に会いに行くんだよね」

何でも同じだと思いました。

ピアノを習う際に先生選びは最も重要なことです。そこで経歴では伝えられないことを書きたいと思います。


2012年、当時のレッスンピアノの調子が悪く、私はピアノを探していました。あらゆるピアノメーカーのショールームに足を運び試打を繰り返しましたが、これといったピアノには出会えませんでした。

ある晩「良いピアノって何だろう?自分の好きなピアノの音って何だろう?」と考えていたら、少女時代に習っていた先生のピアノが思い浮かびました。「そうだブリュートナーだ!」 すぐにブリュートナーについて調べると、ピアノクリニック横山さんのHPにたどり着いたのです。この出会いによって私のその後の人生は大きく変わりました。

ピアノクリニック横山 代表の横山彼得(ペテロ)さんに出会いヨーロッパの調律を知って私の音楽観は一変。ペテロさんを通して聴こえてきた音と音楽、見えた世界は果てしなく思えましたが、私も知りたいと無我夢中で学びました。

2015年念願のブリュートナーを手に入れました。今度はこのピアノの本当の音が出せるようになりたい!と更に勉強。ピアノ以外の楽器の音色や奏法から学ぶことは多く、アンサンブルができる耳も養いたいと室内楽へも挑戦。 様々なグループと舞台で共演しながらたたき上げで学びました。

次の大転機はピアニスト長島達也氏に出会ったことです。

長島先生のレッスンを受け始め自分が開花する喜びを感じた私は、気がつけば52歳にして人生初のコンクールに挑戦していました。

人生初のコンクール挑戦は波乱万丈!自分の音楽を信じられなくなりそうな日もありましたが、振り返ってみると全てが楽しく思えます。自分を知り受け止められたらとても穏やかな世界が広がり、自然に進むべき道や自分が望む居場所(音楽)が見えてきました。

私にしか伝えられないことを伝えていこう…と思っていた矢先、リシュモア音楽院(ピアノクリニック横山さんのお教室)のピアノ講師に迎えていただきました。新たな冒険に今とてもワクワクしています。